美少女万華鏡 ―かつて少女だった君へ―

美少女万華鏡 ―かつて少女だった君へ―

(※ネタバレをいろいろ含みます。)

2014年2月28日にωstarより発売のオカルティック官能ADV(18禁)、美少女万華鏡シリーズのスピンオフ企画。
山間の温泉旅館で仲居として働くはるの元をカメラマンの草太が訪ね、一泊イチャイチャして帰っていきます。

ダウンロード版600円という低価格さが最大の特徴でしょう。2時間前後で読み終わります。Hシーンのグラフィックは差分含めて200枚以上あり、うち2回はアニメーションしており、一般的なフルプライス作品と比較してプレイヤー視点でのコストパフォーマンスは確実に上回っています(内容の好みはあるでしょうが)。一通りのHシーン、冒頭と末尾のくだり、通常会話、ちょっとだけ登場の蓮華やオカルト要素、ラストのオチが整然と揃えられており、いわばエロゲーの会席料理といった様相を呈しています。

以降は余談ですが、草太の泊まった部屋は、あの内装と料理で貸切露天風呂付き、はるのおもてなしっぷりからすると、2万5千〜3万2千(税別)くらいではとみています。ゲームのボリュームに関してですが、価格はこれほど下げなくてもいいので、フルプライス作品はもっとコンパクトでいい気がしますね。正直消化しきれないので。