SSX

(※ネタバレをいろいろ含みます。)SSX - PS3

2012年3月15日にエレクトロニック・アーツより発売のスノーボードアクション(PS3/XBOX360)。

NASAの地形データから再現された世界の名峰を舞台に、数々のプレイヤーがスノボのタイムや技術を競います。オンラインに対応し、他プレイヤーは"ゴースト"で表示されるため待ち時間や同期の心配は無用です。

買おうとしてるゲームが延期する法則が定着しつつある中、洋ゲーに手を出しました。
CGの美麗さを挙げずにはいられませんが、これはどこかの動画で見た方が早いかもしれません。時間帯や気候による空気感、降雪や霧といった天気、地域の違いを視覚的に認識させる植生やらその他オブジェクトがPS3/XBOX360対応の画質で再現されています。
ただ雪の斜面をだらだら滑りたかったわたしはトリックの得点をCPUと競う2ステージ目で早くも挫折しそうになるのですが、3回くらいプレイすると先へ進ませてくれる親切設計です。初回特典のMt.Fujiは崖や穴が多すぎて本当にMt.Fujiなのか疑念がわいていますが、とりあえず最後まで滑りきることすらできないというタイムや技術以前の問題に直面(そんなわたしでも上達するもので、世界中を回っていたらゴールできるようになりました)。多彩な長距離コース、洋ゲー特有の難易度のおかげで長く遊べるゲームになりそうです。

発売からまだ間もないですが、グローバルイベントで速い人は速いですね。先行者利益みたいなもの目当てに廃人同然で滑っている人もいるかもしれませんが、努力がゲーム内で報われるゲームだということは言えそうです。上の方のメダルを取りたいだけなら、参加人数0人で終了間近のコースを選択すれば達成しやすいようです。
リワインドは甘え、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。リワインドはジオタグ回収に欠かせない上に、わずかなミスを修正するために最初から滑り直すのは時間の浪費にもつながるので、どんどん繰り返すべきです。
ジオタグの設置と回収はひまつぶしには"もってこい"の作業。ジオタグが奈落の底に設置されている光景はなかなかシュールですが、相当取りにくいので、そうした位置へ設置する流れは今後も継続するでしょう。

追記:
ジオタグは、手近な崖下程度の場所ではひまな人にほぼ確実に回収されてしまいます。そうした中で、回収されにくい条件をいくつか書いておきます。①NPCも通るような通常のルートからは見えない場所であること、②グローバルイベント上で参加者数が少ないコースであること、③コースアウトの領域(進入すると数秒で強制終了する場所)であること、④ジャンプが必要な場所であること、⑤ブーストが必要な場所であること、⑥ウイングスーツが必要な場所であること、⑦岩などの裏で操作キャラもジオタグも見えなくなる場所であること、⑧レベル11付近のボードとウイングスーツでのみ到達できる場所であること
③、⑥、⑦を満たせればかなり良い状態です。まれに地形のポリゴンにめり込める場所もあるので、そうした場所の内側も良いでしょう。ジオタグで地道に稼ぐスノーボーダーなんてのもいらっしゃるんですね。