シャリマティー生クリームのせ

(※ネタバレをいろいろ含みます。)

「古色迷宮輪舞曲 〜HISTOIRE DE DESTIN〜」は好評につき追加生産されたみたいですね。
本編における桐原一葉の「いつもの」、シャリマティーを舞さんの教えに従いつつ入れてみました。
シャリマティーについては検索しましたが、喫茶店においてもなかなかメニューに存在せず、ごく一部のお店において取り扱われている印象です。

材料(1人分):
ニルギリ茶葉3g、オレンジのスライス1枚、砂糖適量、生クリーム適量、熱湯約500ml

     

  1. 前準備として、スライスしたオレンジに砂糖をかけておきます。また、生クリームを泡立てておきます。さらに、熱湯を用意しておきます。




  2. 「最初にすることは一つ」、『ティーポット』です。
    ティーマットを敷き、沸かし始めていたお湯をティーカップティーポットに注いで温めて」おきます。
    ティーマットなんて持ってないので、布製のマットで代用します。




  3. 続いて『ティーキャディースプーン』です。
    ティーキャディースプーンなんて持ってないので、ニルギリを計量し、「いつでも入れられる準備を整えて」おきます。

  4. 「ポットを温めていたお湯を流しに捨てて、茶葉を入れた後、」約100℃の「熱湯」180ml「を素早く流し込」み、2〜3分蒸らします。
    『砂時計』の3分計なんて持ってないので、時計で計ります。

  5. 『祈り』ます。お祈りですね。「美味しくなりますように」




  6. ティーカップ』+『紅茶』(同時)です。これはストレート。




  7. 1.で用意したオレンジのスライスを入れます。名前の由来となったインドの美しい花園、シャリマ花園に例えられるものだそうです。




  8. 1.で用意した生クリームをのせます。これで完成です。生クリームはのせた瞬間から熱で溶けてゆくので、写真に撮れる時間はわずかです。

紅茶とオレンジと生クリームの甘い香りがします。それぞれの風味が出て、この1杯でお菓子にもなりそうです。お店で出たら、オレンジは食べてもいいのでしょうか? 紅茶と生クリームの味が合わさり、ここにしかない味のオレンジが出来上がっています。結構お腹にたまります。ケーキと一緒に出たら、一食分くらいになるかもしれません。

個人的な美味しさでは、オレンジ+生クリームのせ > ストレート > オレンジのせ です。ニルギリは茶葉自体は苦そうな香りがしますが、ストレートにしてみると優しい香りと「すっきりした味わいで穏やかな口当たり」で、ストレートのみで十分飲みやすくなる印象です。さすがは「素直な子」。

紅茶1杯のためにオレンジと生クリームを用意するというのはコストパフォーマンス面での課題を残しますが、それでもお店で頼むよりは安価に抑えられるようです。