シムシティ 第2回クローズドベータテスト

2013年3月7日にエレクトロニック・アーツより発売予定の都市開発シミュレーションゲームクローズドベータテスト
2013年2月16日から24時間実施されました(告知ページ)。

画像は動画がたくさん上がっているようですのでそちらを。

英語でも不自然な機械翻訳でもない、安心の日本語版です。描画の密度は設定から調整できるようで、建物別の人口や延焼度や風向きといったグラフィカルな表示は一覧性があって良いものに思います。
今作の道路は高規格一般道路やあぜ道といった種類を選択でき、自由な曲線をつけたり円状に作ったりできるのは大きいですね。電線や水道管は道路に付随するのでこれらを敷設する必要もなく、山間部や郊外の地域を再現しやすくなっているようです。
一度建てた公共施設には設備を建て増しして機能を増強させることができ、あまり乱造はしなくてすむようです。ある程度公共施設を揃えてゲームスピードを上げれば簡単に人口や税収は増えるようですので、施設うんぬんというよりは大きめな自由度の中でどのような都市を作るかに比重が置かれているといえそうです。まあ、本当に自由に作るためにはいろいろと便利なコードがあってほしいと願うところですが・・・。

複数の都市を開発できるのは、広いフィールドでパソコンの処理が追い付かなくなる問題へのひとつの解決策のようです。今作では電力や水道水やゴミ処理の役割をひとつの都市に集約できるため、工場しかない都市、公園で埋め尽くされた都市といった、役割分化された”不純物のない都市”を作っても都市として機能するようになっているようです。
今作ではビッグビジネスなるものが用意されており、鉱工業、ハイテク産業、観光業といったひとつの都市には共存しにくくかつ発展に大きく寄与する要素が存在します。これらは複数の都市を造成する動機付けになるとともに、それぞれを揃えていくことが今作においての一般的な目標となりそうです。独自にテーマを決められるプレイヤーは問題ありませんが、とりあえずの公式な目標はあったほうがいいですね。ひとつの都市でもやるべきアクションが無数にあるのですから、複数の都市を計画的にとなれば、その道のりの長さは言わずもがなです。またここにひとつ廃人量産ゲームが出てしまうことになるでしょうが、当の本人は幸せなのだと思います、ええ。