1人殺すのも2人殺すのも同じことだと思うから 2月編

(※ネタバレをいろいろ含みます。)

2012年10月1日にサークル虹猫により公開の異能力×病み・猟奇ノベル(R15)(フリーゲーム)。

落ち込んでいるうめみに対してみすずはバレンタインデーにデート、もとい遊びに誘います。

今回も殺害シーンがあります。ぱんつが見えるのは恒例? 猟奇とぱんつの組み合わせは希少です。みすずの帰宅途中に携帯が鳴っていましたが、何かの伏線なのでしょうか。

これまでの流れであれば3月はどう見てもきしゅんさんですが、このペースでは半年を待たずしてメインキャラがいなくなってしまうので、おそらく何らかの異なる展開が待っているはずです。今月から登場した事情通の謎の女の子は、みすずがチョコを渡した後に止めに入るテクニカルな干渉を見せます。その必要はないわ、とは言いませんがほむほむ的ポジションになるのでしょうか。

みすずは記憶も意識もしっかりしているのですが、相手への好意が一定以上に高まると愛情表現として息を吸うように殺害しており、殺すことへの認識が社会通念から大きくかけ離れている様子です。好きになった相手への衝動性や攻撃性なども含めて、病院で診てもらえばきっと何かの病名がつくことでしょう。みすずはいわゆる悪役には見えないのですが、おそらく病的なところに由縁があり、特に危難の回避や経済的利益がない点からも確認できるところだと思います。